近畿レントゲン工業社
近畿レントゲン工業社の特徴
X線の専業メーカー
1946年に京都市内で創業した近畿レントゲン工業社。同社は創業以来、一貫してX線の専業メーカーとして多彩な分野への活用を模索してきました。
同社のコア技術はX線発生装置にあります。この発生装置は電源部と制御部から成り立っていますが、同社はこのX線発生装置を自社設計・自社製造できるメーカーである点が大きな強みとなっています。
医療用装置・工業用装置の双方を製造
近畿レントゲン工業社が対象としている市場は「医療用」と「工業用」に分けられます。医療用においては歯科・耳鼻科などで使用される医療用のX線装置を製造しています。例えば歯科用X線診断装置については1972年から製造・販売を開始しています。
また工業用については非破壊検査装置などを製造していますが、真珠貝用X線脱核検査装置の製造も手がけています。
OEMやカスタマイズにも対応
同社はOEMやカスタマイズにも対応しています。医療用・工業用いずれもX線発生装置には自社製品を使用している点が特徴です。メンテナンスやカスタマイズに関する相談や、X線に関連する相談などにも対応しています。
またX線検査装置のカスタマイズについては、X線撮影やX線透視、X線CTといった検査方法が可能です。これまでに製造された装置の中には、電子基板品質検査の分野(プリント基板のはんだ付けの良否や、ICのワイヤーボンディングの状態の検査)で活用されているものもあります。
近畿レントゲン工業社では、歯科や耳鼻科用のX線CTやポータブルレントゲンなど医療用のX線装置の製造のほか、工業用として非破壊検査装置や各種X線発生装置などの製造をおこなっています。医療用と工業用の双方に対応することができる点に加えて、X線発生装置を自社で設計・製造できる点が大きな特徴といえるでしょう。また、顧客の要望に応じたカスタマイズ製品やOEM製品についても、X線発生装置は自社製品を組み込んでいる、という点もポイントといえます。
近畿レントゲン工業社の主要製品
X線検査装置のカスタマイズ対応
製品の特徴
- 顧客の用途に応じてX線検査装置のカスタマイズに対応
- 近畿レントゲン工業社のX線装置は電子基板品質検査分野でも対応可能
会社情報
会社名 | 株式会社 近畿レントゲン工業社 |
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所在地 | 京都府京都市上京区室町通上立売上る室町頭町259番地 |
電話番号 | 075-441-3234 |
設立 | 1958年12月23日 |
URL | https://x-raykinki.co.jp |