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X線検査装置の実機の確認方法

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X線検査装置の導入を検討する上で、価格も気になりますがX線検査装置の実機を確認しておくことも大切です。X線検査装置の大きさや、操作方法など、カタログや画像、動画だけでは判断が難しいでしょう。そこで、ここではX線検査装置の実機を確認できる方法についてまとめて紹介しています。

X線検査装置の実機の確認方法としては、メーカーにデモを依頼したり、展示会へ出向くなど、さまざまな方法があります。

X線検査装置の実機を確認する方法3選

展示会にて実機確認

機器展示会としては、東京ビッグサイト・幕張メッセ・インテックス大阪などの大規模見本市会場やインターネットで年間4回開催されているインターネプコン(実装機器展示会)があります。インターネプコンはRX Japanが主催し、電子機器、半導体の電子部品、材料、製造、検査装置が一堂に出展するエレクトロニクス開発、実装展示会です。

インターネプコンは、アジアで最大規模で開催される展示会で、世界中の電子機器や半導体メーカー、X線検査機器メーカーなどの出展ブースでは、技術・導入相談、商談もできます。さらにインターネプコンでは、さまざまなメーカーのX線検査装置を一度に確認することができます。

メーカーへデモ依頼

国内には、X線検査機器を取り扱っているメーカーが数多くあります。これらのメーカーの中から、導入の目的に合ったメーカーをピックアップして、デモを依頼することも実機の確認ができる方法です。またカタログやインターネット、動画では確認できない技術相談や、運用相談などもできます。さらに自社が抱えている問題について解決策の提案を受けることができます。

導入している工場への見学

X線検査機器の実機を身近に体験できる方法として、すでに導入している工場へ見学に行く方法があります。見学先へ直接依頼をして見学させてもらう方法もありますが、自社が検討しているX線検査機器が導入されているかなど、見学先を探す手間や時間がかかってしまいます。

そこで見学先への依頼方法として、導入を検討しているメーカーに依頼し、自社の運用に近い見学先を探してもらうことをおすすめします。

まとめ
可能な方法で実機確認を

X線検査機器の実機の確認方法には、展示会や、X線検査機器を取り扱っているメーカーへデモ依頼する方法、導入している工場に見学に行く方法などがあります。

X線検査機器を導入する際には、実機の確認と取り扱いメーカーからの提案を総合的に判断して導入する機器を選定することをおすすめします。

まずは
カタログ請求
X線の基板検査装置
おすすめ3選

当サイトでは、基板をはじめとした電子部品向けのX線検査装置を調査。発注先から求められる品質や開発する製品に応じて、おすすめの検査装置をご紹介します。検査装置導入に伴う、カタログ請求や見積依頼の候補にしてみてはいかがでしょうか。

三次元実装
検査するなら

アイビット

X線ステレオ方式により裏面キャンセル搭載で鮮明な撮影を実現
BGAのクラック事例
アイビットBGA
引用元:アイビット公式 http://i-bit.co.jp/case_studies/01.html
一度で効率的
検査するなら

島津製作所

高解像度300万画素フラットパネル検出器で広い視野サイズを実現
BGA計測
島津製作所BGA
引用元:島津製作所公式 https://www.an.shimadzu.co.jp/products/non-destructive-testing/microfocus-x-ray-inspection-system/xslicer-smx-10101020/features.html
卓上型
検査するなら

松定プレシジョン

独自開発の高圧電源とX線管を採用し、卓上装置ながら高倍率を実現
BGAのショート(ブリッジ)検査
松定プレシジョンBGA
引用元:松定プレシジョン公式 https://www.matsusada.co.jp/case/xm/bga.html
[選定基準]
Googleで「X線検査装置 メーカー」と検索し、表示された全ページの中で表示された15社の中から、不良解析に重要となる画質や映像技術に期待ができるメーカーとして、独自技術持ち、参考としてBGA画像を掲載している3社の製品を調査。(2022年12月13日時点)